Angular デベロッパーズガイドを献本として、きゃない( @can_i_do_web )さんから送って頂いたので、さっと目を通しファーストインプレッションとしての感想を記載します。デベロッパーズガイドということで肩に力を入れて気合で開きましたが、とても読みやすい本に仕上げってました。以前 AngularJS の献本では「隅から隅まで書いてある!」という感じでしたがそれとは異なります。
どんな人が読んだほうがいいのか
特に
- これから Angular を始めようと思っている(初心者)
- ある程度は触ったけど覚えていないところがある(中級者)
のような人にはうってつけのガイドだと思う。反面「ベストプラクティスを求めている人」や「よりがっつり Angular を触りたい」という人には少し物足りなさを感じるかもしれないです。章立ては
- Angularの概要
- 基本機能
- モジュール
- コンポーネント
- サービス・DI
- パイプ・フォーム
- ルーティング
- アーキテクチャ
- アプリケーションの構築
- テスト
- 周辺環境
具体的なアプリケーション開発が後半から始まり(「アプリケーションの構築」の章)、前半で基本的なことを学ばせた後、実際にアプリケーションを作るための智識を習得させようという構成になってます。こういうした本を読んでいると(だいぶ古い本ではありますが)
で構成と内容に「良い本だな」と感じ本を読みながらコードを書いていたことを思い出します。
どう使うか
機能を断片的に書かれている本(これあります、こんなのもありますという本)ではなく全体を通して流れができているので入社間もない人に「まず全部読んでおきなさい」と言って手渡すのが良いかと思った。が、それだけでは足りなく当然 angular.io のサイトのサンプルコードやリファレンスは最低限読む必要があると思う。
この本を書いている人も Angular のリファレンス的な内容はたぶん angular.io を見てくれという認識で執筆されてるんじゃないかなと思う。
最後に
きゃない( @can_i_do_web )さん、献本ありがとうございました。こんど本にサイン書いてください(笑)