de:code 2015を聞きに行きました。de:codeは
IT 技術者の方々が抱えている課題に対して、マイクロソフトが今、そしてこれから先を見据えてどうお応えできるか ー。その技術を凝縮してお伝えする 2 日間の技術コンファレンスです。 今年は、過去 TechEd Japan でお届けしていたようなインフラ技術者を対象としたセッションも多くご紹介できるよう規模を拡大して開催します。もちろん、4 月末より米国で開催される「Build 2015」や「Microsoft Ignite」で発表される最新情報についてもご紹介しますのでご期待ください。 本コンファレンスが皆様と共に技術を考える特別な 2 日間となれば幸いです。
開催概要 - de:code 2015 (decode)| 日本マイクロソフトの開発者/アーキテクト/IT Pro 向けイベント - Microsoft Events & Seminars
久しぶりのブログになります。仕事の関係で今あまりブログ書けていないのですが、せっかくde:codeに行きましたのでメモ的にざっくり。メモですので聞き間違い書き間違いあると思います。
マイクロソフトの Web ブラウザの今までとこれから - 春日井 良隆 氏
- レガシーからモダンへの変化
- IE9の頃はHTML5がバズワードになっていた
- HTML5の本来の目的はプラグインを使わずにアプリケーションを実行することだった
- IE11が最後のIEとなります
- IEの寿命に対する考え方が変更されています。各OSの最新のブラウザのみサポートする
- 2015年冬にはディスクトップよりスマートフォンのほうが利用台数を上回る。そうした動きに社内システムは関係ない?
- 例えば、BYOD(個人のスマートデバイスを会社で利用する) - Microsoftは社内でBYODをだいぶ前から導入しています
- IE8, IE9, IE10, IE11 をサポートしなければいけなかったが、これからはIE11のみサポートすれば良いというようなリソースを集中できるメリットが有る
- WebRTCのデモをIE11でやる! < 当然動かない
- その場合はプラグインのインストールを促している
- 後方互換性 - きちんとサポートしていく
- 新しいブラウザのかっこいい機能→ドラックアンドドロップでDOM要素を動かすことができる
- エンタープライズモード:IE11でIE8をエミュレートする仕組み
- 新しいブラウザのかっこいい機能 → ブラウザ上で落書き(?)やコメントが書け、書いたものを含めスクリーンショットが取れる
- 新しいブラウザのかっこいい機能 → Windows Phone のリーディングモード、文書に集中できる
- 新しいブラウザのかっこいい機能 → Microsoft EdgeではDolby Audioがサポートされる!
- ドキュメントモード、さようなら
VBScript、さようなら
Webコンテンツはクロスプラットフォームで動くというのを念頭に開発を行うことをおすすめする!
- Webの世界は進化し続ける
- そういうWebをMicrosoftは最大限サポートしていく
こうしたMicrosoftの動きはすばらしいと思う
Visual Studio with Cordova クロスプラットフォーム開発の全貌 - 物江 修 氏
- デバイスの急激な増大
- デバイスはサービスの入り口、束ねるのがクラウド
- モビリティの重要性:単純なもので、いつでもどこでも利用できる。結果機会取得が可能となる
- BtoB, BtoC, BtoE, BYOD, BOID, GOID, MDM, Inverse-BYOD
- アプリとブラウザで費やされる時間、80%がアプリ
- Webviewのお話
- Apache Cordova for Visual Studio を使うと楽
- Monaca - 田中 正裕氏
- Monaca - HTML5ハイブリッドアプリ開発プラットフォーム
- Monacaは、Cordovaを内包したHTML5ハイブリッドアプリ
- Monaca + Cordovaの特徴:いろいろ
- AngularのラッパーがあるWinJS
感想
充実した二日間でした。上記以外にも多くのセッション、展示を見て聞いて回りました。ここ最近のMicrosoftは「変わった」という印象を受けます、色々と。 自分自身はWebを中心に活動していますので特に「Web」に注目しています。新しい「Microsoft Edge」はまったく違う世界になるのではないかと思いますし、そうなって欲しい。
Microsoftの本気 = クラウド(Microsoft Azure) + IoT + Web(Microsoft Edge)
ここに注目していきます。