Angular2を触り始めているが、YEOMANジェネレータがあまりないので自分で作っています。今Angular2を始めている人達の多くがangular2-seed
:
を利用していると思いますが(実際はよくわかりません)、Angular2にはangular-cli
というのがあり、これを使うとディレクトリ構造とか開発環境とか多分ベストプラクティスが整う。angular-cli
はember-cli
を元に書かれています。
angular-cliの使い方はgithubを見れば良いのですがemberに慣れていない人は若干戸惑うところもありますので備忘録的に記載します。
インストール
npmを使ってインストールします。グローバルインストールするのですが、プロジェクトを作成したときもローカルにangular-cliがインストールされ以降はローカルを使うようです(グローバルを使うように設定もできるようです)。:
npm install angular-cli -g
このあとwatchman
というのもインストールしておきます。watchman
が無いとng serve
等実行時に警告を出します。
brew install watchman
http://ember-cli.com/user-guide/#watchman
プロジェクトの作成
プロジェクトを作成する場合は、まずng
コマンドを発行します。
ng new [PROJECT_NAME] cd [PROJECT_NAME] ng serve
雛形生成
必要な雛形はYEOMANっぽく次のコマンドで作成します:
Scaffold | Usage |
---|---|
Component | ng g component my-new-component |
Directive | ng g directive my-new-directive |
Pipe | ng g pipe my-new-pipe |
Service | ng g service my-new-service |
外部ファイル
npmでインストールしたファイルをindex.htmlに定義する場合は、通常通り npm install --saveでインストールを行いember-cli-build.js
にある
vendorNpmFiles: [ ]
にファイルを追記します。例えば
npm install material-design-lite --save
とした場合には
vendorNpmFiles: [ 'material-design-lite/material.min.js', 'material-design-lite/material.min.css' ]
と記載する必要があります。index.html
で記載するパスはnode_modules
から始めるのでなくvendor
から記載します。つまり
<link rel="stylesheet" href="vendor/material-design-lite/material.min.css"> ・・・ <script src="vendor/material-design-lite/material.min.js"></script>
と記載します。
最後に
angular-cliを使いはじめるためのちょっとしたメモを記載しました。Angular2 Lifeが楽しめるように利用すると良いのかなと思います。ちなみにangular-cli
はangular2 materialでも利用されています。